持株会社への移動方法は譲渡と株式移転・株式交換
株価が下がる方法として、持株会社を活用するという方法もあります。
本体の会社の株式を法人が間接的に保有することで、その後の株価上昇分の37%(※2020年3月現在)を控除して評価できます。
株式を法人に移せば即座に株価が下がるというわけではありませんが、長期的には個人で直接保有する場合に比べて有利になります。
持株会社はへの自社株の移動方法としては、「譲渡」と「株式移転・株式交換」の2つの方法があります。
譲渡した場合の6つのメリット
譲渡により売却益がある場合には、譲渡所得税20.315%の分離課税がかかりますが、譲渡所得税を負担するので、税務上、安全な方法といえます。自社株は現金資産に置き換わりますので、次の5つのメリットが得られます。
- 評価が確定する
- 遺産分割が容易になる
- オーナーが元気なうちに現金が手に入る
- 財産権と経営権の両方の承継ができる
- 永久に控除が受けられる
- 遺留分算定の対象外
各メリットの詳細についてはお問い合わせいただくか、
「ビジネス図解 非公開会社の自社株のしくみがわかる本」をご覧ください。
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