コラム43 自社株には大きく分けて3つのリスクがある

自社株には大きく分けて3つのリスクがある

 現在の日本では358万社あまりの中小企業が存在し、この日本を支えていると言っても過言ではありません。その多くの中小企業の多くが高齢化の進展により喫緊の課題として事業継承の問題に直面している状況です。事業継承にともなう自社株のリスクはどのようなものがあるのでしょうか?

  1. 経営に関するリスク
    経営権を巡る争いは上場企業ばかりでなく、非公開の中小企業でも同様のことが起きます。

  2. 資金流出のリスク
    自社株の継承に係る想像税は通常後継者故事の現預金では資金が不足することが多く、会社からの借入や死亡退職金等、最終的に会社の資金が流出するケースが多く見られます。

  3. 情報流出のリスク
    株主の権利として閲覧謄写請求がなされた場合、裁判所の許可を得る必要のもいものもあり、会社の業績など社外に知られたくない情報が流出しビジネス上のネックになりうることがあります。

 自社株のリスクについて、会社法と税務に精通している専門家はとても少ないです。

 事業継承、自社株について不安なことがありましたら、ぜひ資本戦略研究所にお任せください。

 

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コラム30 役員や社員に自社株を保有させている問題点

退任・退職時に生じるトラブル

役員や社員に自社株を保有させている会社にはどのような問題点があるのでしょうか?簡単にまとめると次のような要素等が考えられます。

  1. 退職後、自社株が返還されない。
  2. 返還には応じるものの、高値の買取を要求してくる。
  3. 保有者が死亡し自社株が相続された場合、相続者からの名義書換や高値による買取等要求を拒否できない。
  4. 買取に応じないと、相続によって自社株が外部に分散し続ける場合がある。

トラブルを回避する方法について

これらのトラブルを回避する方法を事前に準備することができます。

  1. 持株会を設立する
  2. 定款に基づく売渡請求
  3. 取得条項付種類株式

役員・社員のモチベーションのために自社株を保有させる制度は良いことです。しかしこの持株制度が思わぬトラブルにならないよう事前に準備しておくことをお勧めします。

どのようなトラブルが発生する可能性があるのか、どのような準備をしておくべきなのか、資本戦略研究所では、このような相談に対して適切なアドバイスをさせていただいています。まずは下記フォームからお問い合わせください。

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「ビジネス図解 非公開会社の自社株のしくみがわかる本」出版記念オンラインセミナー その1

ビジネス図解 非公開会社の自社株のしくみがわかる本」出版記念オンラインセミナー開催

私は、昭和61年から三和銀行東京本部で事業承継チームを立ち上げ、それ以来現在に至るまで、自社株問題を中心にアドバイスを行って参りましたが、経営の根幹にかかわる会社法に対する理解が圧倒的に不足していることを痛感しました。 経営者の皆様に事業継承、自社株戦略をよりご理解いただき、実際の会社経営に生かしていただくために、この度、「非公開会社の自社株のしくみがわかる本」を出版し、その内容を補足する意味で出版記念オンラインセミナーを開催しました。この動画はオンラインセミナーの1回目を収録した動画です。

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ビジネス図解 非公開会社の自社株のしくみがわかる本出版

田儀 雅芳著

◆中小企業の社長が最良の経営判断をするために必要な自社株の知識とノウハウ

事業承継、資金・情報流出、取締役解任、株式分散……
会社経営における潜在リスクの要因ともなる「自社株」について、
のべ1000社の事業承継・経営アドバイスの経験に基づき解説。

<意外と知らない非公開株式の基礎知識>
・株価の評価と計算方法
・自社株譲渡の流れ
・戦略的な定款づくり etc. 

<事業承継の問題を未然に防ぐ方法>
・オーナー社長の贈与と相続
・納税猶予制度
・同族会社のトラブル回避 etc. 

<経営権の安定化をめざす具体策>
・持株会社の活用
・資金・情報流出の防止
・分散した自社株の整理法 etc. 

オーナー経営者が知っておきたい「自社株対策」がよくわかる1冊。

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